【GYAO】
「あ、【GYAO】は知ってます。インターネットでテレビが見れるってやつですよね。テレビがあっても、マニアックなものがやっていたり、テレビがつまらなくてレンタルビデオにいくのが面倒くさかったりするときに、見てしまいます・・・」
「そう。これは、だれもが思いつきそうでだれもがやらなかったサービスね。なにより、無料で動画を提供するというスタイルが利益を出せるのかどうか、まだまだわからないわ。なにせ、番組の権利の買うにもお金がかかるし、なにより動画ストリーミングの帯域を確保するための回線使用料がすごい額になっているはず。しかも、サービスに人気が集まって利用者が増えれば増えるほど回線使用料は増えていく・・・」
「宣伝はスキップできないんですよね、【GYAO】って。その広告収入で運営してるんですよね・・・」
「そのとおり。視聴開始時にあるていど簡単なアンケートを取っているので、それで見せる宣伝動画も選んでいるはずよ。ただ、ここで【GYAO】を紹介したのは、その企画から開発期間の短さよ。社長のインタビューによると、重し白そう>やると決断>他がやる前にとにかくサービス開始しようと一気に作った、ということね」
「採算とかは、まだ黒字になっていないんですよね・・・・」
「ええい、決算書の読み方もしらないのが、黒字とか採算とか言わない! ・・・・黒字じゃないといっても、赤字もそんなに大きくないから、黒字化するのも時間の問題よ。でも、ここで見習いたいのは、その【拙速を良しとする開発態度】よ。第一、業績を見ても、ある程度失敗しても経済的には持ちこたえられる、とリスクを計算した上ではじめたはずだわ。失敗しても、次の手は用意してあるはずだし。・・・それに、このサービスのインパクトそのものが運営会社のイメージ向上に寄与しているから、プラスになっても絶対にマイナスにならない挑戦ね。それによって、インターネットテレビの先駆者としてのブランドイメージを築くことができるなら、このプロジェクト単体での数年の赤字なんて気にならないでしょうね・・・中小企業には真似できないけれど、既存のテレビ局という【恐竜】にいどむという構図でみれば、これも立派な」
「はい、」
【大胆、大胆、常に大胆】
【負けない勝負をしろ】
【あの丘は先にとれ!】
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