「ビジネスの基本ってなんだと思う?」
マコト君はウェブデザイン会社で働く新米ウェブデザイナー。
(大幅省略)
インターネットビジネスでの起業ブームを見たマコト君(19)は、自分も何か出来ないかと、ゆみこさんに相談を持ちかける。
「・・・というわけで、そういうことに詳しいゆみこさんに相談できたらなあ、と」
「で、どんなふうな商売・ビジネスを考えているの?」
「僕、写真が趣味なんです。そこで、インターネットでピンホールカメラの販売をネットショップでやったらどうかと・・・」
「ふぅん。昨今の起業ブームに乗って、自分も何かしようなんて・・・。しかも好きなことをして起業したいなんて・・・。甘いわねっ。ニューヨークで売っているニューヨークチーズケーキ並に甘いわっ」
「ええっ。あ、あの美味しいけど砂糖の塊というか、三日分のカロリーが取れてしまいそうなチーズケーキ並みに・・・」
「ひさしぶりー~。あれ、ねーねー何してるの?」
「あ。マユ先生。お久しぶりです。あの、ゆみこさんにインターネットビジネスに関して相談しようと・・・」
「えーっ。だってこいつ、成功オタクでその手の本ばっかり読んで、はぶりのいいアダルトウェブサイトの仕事辞めて起業して、インターネットビジネスで三回も失敗してるのよ?」
「・・・っさいわね! いいこと! 再起が可能な限り失敗じゃないのっ! あれは、【市場調査】【威力偵察】としての挑戦なのっ! ・・・だいたい普通のバカは初めての起業に貯金を全部はたいた挙句、借金までして結局失敗、そのまま一生借金背負ったサラリーマンか、女なら風俗いきよっ」
「・・・・ってあの・・・あまり過激な話題は・・・」
「そもそも、わたしは失敗することを前提に、無借金で資金を回転させたから、いまでもまっさらな身よ。どころか、まだまだ低資金で起業する資金を残していたし、いまもこうして開業資金は貯めているわ」
「ふっ。ものは言いようね。失敗が失敗じゃないというなら、そこから何かを学んだと、あなたは自信をもって断言できる?」
「・・・っこ、この・・・! いいわ。ならば教えてあげる。」
「(あ、ひょっとしてマユ先生はゆみこさんにしゃべらせるためにわざと・・・)」
「ピンホール?」
「え?」
「ピンホールカメラといったわね・・・」
「は、はい」
「いいわ・・・。ならば教えてあげる・・・。わたしが身体を使って学んできたインターネットビジネスの経験を・・・」
「身体を使って学んできたっていうとちょっといやらしいわね」
「・・・っさいわね!!!!!! いいわ。ならば質問するわ。ビジネスの基本ってなんだと思う?」
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